2014年12月05日
腸について (1) まずは、ざっくり
アレルギー体質を治すために、
サプリメントに頼らない身体を手に入れるために、
時間がかかると思いますが、腸内環境を改善していきたいと思います。
やみくもにサプリメントを飲んでもお金の無駄遣いなので、
まずは腸について調べてみました。 …が、これがまた大変です。
まずは、これまでに調べたことを ざっくりと纏めておきたいと思います。
細かくそれぞれに纏めるのは、もっと大変なので、出来るときにゆっくりやれたら…で。
なんだか健康オタクっぽくなってきた私(汗)。
でも、自分の身体のことを知るのは大切なことだから。
ゆっくりと、お母さんからもらった腸内細菌たちを育てていきます。

参考にさせていただいたHP
一番参考にしているのは、小菅さんのThink Healthです。
きれいに分かりやすく纏まっているので、私は好きです。
・ Think Health 腸の話
・ Think Health 腸内細菌の話
・ Think Health 腸管免疫
・ からだ通信17号 腸の話(小腸と免疫)
・ サプリメントを大量服用して効かない時は腸の状態と重金属蓄積を疑え!!
体内の図 腸の絵がある
● 小腸について
小腸の第一栄養はグルタミン
小腸の働きは、栄養の吸収
小腸に乳酸菌が居ないと栄養が吸収されない
● 大腸について
大腸の第一栄養は短鎖脂肪酸、第二栄養はグルタミン
大腸の働きは、不要物の排泄
● 乳酸菌サプリメントについて
人それぞれ合う菌種が違うので、1種類を2ヶ月くらい試して変化を確認したほうがよい
「クレア・ラボ」という乳酸菌サプリがオススメらしい(ただし、高額)
1回の服用に100億(10 billion)は必要
● 酪酸菌 → Think Health
酪酸を生成する偏性嫌気性芽胞形成グラム陽性桿菌
有名なのはミヤリサンという整腸剤の「宮入菌」
胃酸にも強く、酪酸菌の中でも、乳酸菌などと共生し、高い整腸作用を発揮する
● 糖化菌
単独でも整腸作用の目的で医薬品として使われてきた
乳酸菌と共生することが確認されており、
腸内で乳酸菌の増殖に貢献していることがわかっている
アミラーゼで乳酸菌の増殖を促進する働きがある
乳酸菌と糖化菌を混合培養することで乳酸菌は培養後約100倍程度に増殖する
糖化菌では、納豆をつくるときに使われる「納豆菌 Bacillus natto」が有名
ポリファーメンチカス菌(Bacillus polyfermenticus)は、糖化菌の1つ
⇒ 腸まで届く善玉菌サプリには入っていない
● 悪玉菌について
悪玉菌の代表がウェルシュ菌と大腸菌
タンパク質と脂肪が大好物
洋食のような、高タンパク、高脂肪、低食物繊維の食事で悪玉菌は増える
腸内でタンパク質を腐敗させ、アンモニア、アミン、硫化水素、インドール、
スカトールといった有害物質を作り出す
特にアミンという物質からはヒスタミン、チラミン、
ニトロソアミン等の強力な有害物質が生成される
ヒスタミンは体の中で白血球の働きを混乱させ、
炎症を起こしたり、湿疹や蕁麻疹等の引き金になる
悪玉菌は酸をとても嫌うので、腸内の酸性度が高くなると、
悪玉菌の多くは働きが弱められ生存できなくなる
● 腸内環境でいう発酵と腐敗
・ 発酵
「微生物の作用 により糖類等が分解されて、
人類に有益な物質を作り出す事」というような意味
・ 腐敗
「微生物の作用によってタンパク質等の有機物が分解されて、
有害物質を生ずる事」というような意味
● 乳酸菌について Think Health
一言に乳酸菌といっても、
広義には乳酸菌とビフィズス菌(Bifidobacterium)に分かれている
小腸=乳酸菌
ブドウ糖などの糖分を利用して増殖し、その過程で多量の乳酸をつくる菌の総称
体の中でビタミンB群、K、タンパク質等を合成する
腸内のphを下げ、腸内の酸性度を高める
● ビフィズス菌について
大腸=ビフィズス菌
大腸にビフィズス菌を届けたければ、まず小腸の乳酸菌を整える必要がある
⇒ 善玉菌サプリを飲んで効果を感じられなかったのは、
大腸へのアプローチするサプリではなかった???
ビフィズス菌は乳酸、酪酸、プロピオン酸を産生する
● 便の色について
便の色は腸内細菌フローラの状況を比較的判断しやすい材料
便の色は、胆汁に 含まれているビリルビンという色素の色が大きく反映される
※ 小菅さんのブログ Think Health でも、
口内のphを調べることで把握できると載っていた → こちら
● オリゴ糖について
オリゴ糖は小腸で吸収されずに大腸に達し、
既に腸内に住み着いている乳酸菌のエサとなる
大腸に先住している乳酸菌群を増やす働きがある
● 納豆(納豆菌)
納豆(納豆菌)は他の善玉菌と同様にビタミンB群、K等を作り出す
セルラーゼという酵素の働きで食物繊維をオリゴ糖に分解し、乳酸菌群の発育を促進する
サプリメントに頼らない身体を手に入れるために、
時間がかかると思いますが、腸内環境を改善していきたいと思います。
やみくもにサプリメントを飲んでもお金の無駄遣いなので、
まずは腸について調べてみました。 …が、これがまた大変です。
まずは、これまでに調べたことを ざっくりと纏めておきたいと思います。
細かくそれぞれに纏めるのは、もっと大変なので、出来るときにゆっくりやれたら…で。
なんだか健康オタクっぽくなってきた私(汗)。
でも、自分の身体のことを知るのは大切なことだから。
ゆっくりと、お母さんからもらった腸内細菌たちを育てていきます。

参考にさせていただいたHP
一番参考にしているのは、小菅さんのThink Healthです。
きれいに分かりやすく纏まっているので、私は好きです。
・ Think Health 腸の話
・ Think Health 腸内細菌の話
・ Think Health 腸管免疫
・ からだ通信17号 腸の話(小腸と免疫)
・ サプリメントを大量服用して効かない時は腸の状態と重金属蓄積を疑え!!
体内の図 腸の絵がある
● 小腸について
小腸の第一栄養はグルタミン
小腸の働きは、栄養の吸収
小腸に乳酸菌が居ないと栄養が吸収されない
● 大腸について
大腸の第一栄養は短鎖脂肪酸、第二栄養はグルタミン
大腸の働きは、不要物の排泄
● 乳酸菌サプリメントについて
人それぞれ合う菌種が違うので、1種類を2ヶ月くらい試して変化を確認したほうがよい
「クレア・ラボ」という乳酸菌サプリがオススメらしい(ただし、高額)
1回の服用に100億(10 billion)は必要
● 酪酸菌 → Think Health
酪酸を生成する偏性嫌気性芽胞形成グラム陽性桿菌
有名なのはミヤリサンという整腸剤の「宮入菌」
胃酸にも強く、酪酸菌の中でも、乳酸菌などと共生し、高い整腸作用を発揮する
● 糖化菌
単独でも整腸作用の目的で医薬品として使われてきた
乳酸菌と共生することが確認されており、
腸内で乳酸菌の増殖に貢献していることがわかっている
アミラーゼで乳酸菌の増殖を促進する働きがある
乳酸菌と糖化菌を混合培養することで乳酸菌は培養後約100倍程度に増殖する
糖化菌では、納豆をつくるときに使われる「納豆菌 Bacillus natto」が有名
ポリファーメンチカス菌(Bacillus polyfermenticus)は、糖化菌の1つ
⇒ 腸まで届く善玉菌サプリには入っていない
POINT1
「酪酸菌」と「糖化菌」は、「乳酸菌」とのコンビネーションによって、
お互いに共生・増殖することで、かなりの整腸作用が期待される
酸素がないと生育できない(偏性好気性菌)・・・糖化菌、納豆菌
酸素があると生育できない(偏性嫌気性菌)・・・酪酸菌、ビフィズス菌
酸素があってもなくても生育できる(通性嫌気性菌)・・・乳酸菌
乳酸菌、酪酸菌、糖化菌が3つセットで入っている医薬品 → ビオスリー!!!
● 悪玉菌について
悪玉菌の代表がウェルシュ菌と大腸菌
タンパク質と脂肪が大好物
洋食のような、高タンパク、高脂肪、低食物繊維の食事で悪玉菌は増える
腸内でタンパク質を腐敗させ、アンモニア、アミン、硫化水素、インドール、
スカトールといった有害物質を作り出す
特にアミンという物質からはヒスタミン、チラミン、
ニトロソアミン等の強力な有害物質が生成される
ヒスタミンは体の中で白血球の働きを混乱させ、
炎症を起こしたり、湿疹や蕁麻疹等の引き金になる
悪玉菌は酸をとても嫌うので、腸内の酸性度が高くなると、
悪玉菌の多くは働きが弱められ生存できなくなる
● 腸内環境でいう発酵と腐敗
・ 発酵
「微生物の作用 により糖類等が分解されて、
人類に有益な物質を作り出す事」というような意味
・ 腐敗
「微生物の作用によってタンパク質等の有機物が分解されて、
有害物質を生ずる事」というような意味
● 乳酸菌について Think Health
一言に乳酸菌といっても、
広義には乳酸菌とビフィズス菌(Bifidobacterium)に分かれている
小腸=乳酸菌
ブドウ糖などの糖分を利用して増殖し、その過程で多量の乳酸をつくる菌の総称
体の中でビタミンB群、K、タンパク質等を合成する
腸内のphを下げ、腸内の酸性度を高める
● ビフィズス菌について
大腸=ビフィズス菌
大腸にビフィズス菌を届けたければ、まず小腸の乳酸菌を整える必要がある
⇒ 善玉菌サプリを飲んで効果を感じられなかったのは、
大腸へのアプローチするサプリではなかった???
ビフィズス菌は乳酸、酪酸、プロピオン酸を産生する
● 便の色について
便の色は腸内細菌フローラの状況を比較的判断しやすい材料
便の色は、胆汁に 含まれているビリルビンという色素の色が大きく反映される
POINT2
便の色でわかる腸内のph
腸内が 酸性に傾いている時 → 黄色
中性の時はオレンジ色 → 褐色
アルカリ性の時 → 緑褐色、黒褐色
※ 小菅さんのブログ Think Health でも、
口内のphを調べることで把握できると載っていた → こちら
● オリゴ糖について
オリゴ糖は小腸で吸収されずに大腸に達し、
既に腸内に住み着いている乳酸菌のエサとなる
大腸に先住している乳酸菌群を増やす働きがある
● 納豆(納豆菌)
納豆(納豆菌)は他の善玉菌と同様にビタミンB群、K等を作り出す
セルラーゼという酵素の働きで食物繊維をオリゴ糖に分解し、乳酸菌群の発育を促進する